2019.09.13
【開催報告】2019年9月9月(月)愛媛県警察本部向けに「WIP」を開催!
愛媛県警本部では
「愛媛県警察におけるワークライフバランス等推進のための取組計画」に基づき
仕事と家事・育児の両立を目指す取り組みをしています。
その一環で、9月9日(月)15:30~17:00
愛媛県警察学校にて「WIP(ワークライフ・インテグレーションプログラム」を実施し
愛媛県警察本部の子どもを持つ職員と配偶者約40名が受講しました。
まずはアイスブレイクで「10年前とかわったこと」を思いつくことをグループで考え、
参加者はインターネットやスマホの普及やSNSの利用、職場での環境の変化など様々な変化を挙げました。
現代では共働き家庭が増え、女性活躍推進が叫ばれるようになり労働の「変化」もある一方、
子育てや教育の在り方や家事や育児の負担が女性に偏っていることなど、
なかなか「変わらないこと」があるのも事実です。
「フルタイム勤務でいつでも残業が可能」という人が少なくなり時間制約のある人が増えています。
そういう人がどう活躍していくかを考えたとき業務効率化、多様な働き方を求められる時代になっています。
私たちは、社会の価値観が変わる、ちょうど時代の転換期にいるのです。
データをもとに世の中の変化を説明し、「柔軟に変化していくこと」「意識を変えること」
が大切だということをお伝えしました。
後半のグループでのワークショップでは「両立でモヤモヤしていること」を書き出し
・○○だから○○しなければいけない、
・○○するべきという思い込みはなかったか
などを話し合ってもらいました。
モヤモヤを順序だてて考えることで、自分の両立の「理想」を考える時間としました。
両立のポイントは自分の中の考え方に向き合い、自分がなぜモヤモヤしているのかの、元を特定することです。
その上で自分の理想(どうしたいのか)を相手に伝えること。
仕事と育児の両立には夫婦お互いがフォローしつつ、情報共有やコミュニケーションをとることが大切です。
受講後のアンケートからは
「仕事と家庭を両立させることの気づきを得た」などの声をいただきました。
(一部を紹介)
・家族はチームであり、意見を共有することの大切さを考えた。
・人の話を聞いて同じような経験をしていて共感できた。
・どんな家庭を作るかは自分次第だと思い、今後の楽しみが増えた。
・モヤモヤの原因、根底にはコミュニケーション(言葉)の不足があると気づいた。
・母親の立場では育児に関するモヤモヤ体験はたくさんあるが、グループワークを通して父親側の意見や考えを聞くことができた。
みなさんの両立の、一歩踏み出すきっかけになっていただければ嬉しいです。